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2010年03月01日

め:メインディッシュ

「メインは魚になさいますか?肉料理にいたしましょうか?」なんてレストランでのやり取りがなくても、前菜や主菜のバランスを考えてオーダーすることが定着しつつあるのが今日日本の食事情ですが、そもそもメインディッシュとは何でしょう?レストラン

日本語でいう「主菜」にあたりますが、日本料理の主菜にはいろいろな考え方があるように思えます目

和洋中のコース料理の中で、洋や中に較べ、一般的にコース中の皿数が圧倒的に多いのが日本料理です。

これは、茶懐石にしても、会席料理にしても、複数の料理を盛り合わせたりすることが少なく、調理法ごと(煮物、焼き物、酢の物、揚げ物など)や、目的ごと(お凌ぎ、口替り、強肴、箸洗いなど)に一品ずつ提供する構成になっているからです。

「少しずつ、種類は多くるんるん」というのが、現代の日本料理(コース料理)のスタンダードになっている のは、このためでしょう。

ただ、非常に贅沢に感じる一方で、主菜の存在がはっきりしないのも事実です。

「ウチのコースのメインは、刺身です。」とか、「やっぱり煮物がコースの華。」とかいっても、量を増やしたり、器を派手にしたりということには限界がありますからふらふらそれなりの工夫を凝らして、「見せ場」を作る必要がある訳です。

八寸を大皿盛りにするお店、土鍋で炊きたてのご飯を供するお店、一客ごとに椀物だし用の鰹節を削るお店…など、趣向を凝らしてメインディッシュを明確化することで、他店との差別化ができたり、コース料理の流れに右斜め下メリハリ右斜め上が出ます。

品数が多い分、お店によっての料理構成にバリエーションがあるのも、日本料理の面白さですねぴかぴか(新しい)

対して、日本の家庭料理は本膳料理を起源とする一汁一菜〜一汁三菜、
つまり、米飯+汁物+香の物+惣菜(1〜3品)
が基本ですから、メインディッシュは判りやすいですひらめき

要するに、元々はご飯を食べるための「おかず」ですから、そう沢山はいらないわけですが、食の多様化とともに食べ方もいろいろな現代。

酒飲みにとっては、気の利いたアテかわいいがいろいろ欲しいのもホンネですかね黒ハート


posted by 上野直哉 at 00:49| ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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