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2010年05月16日

ゆ:柚子

お椀物の吸い口(汁物に添えられた香りのよいもの)には、柚子や木の芽(山椒の葉)がポピュラーですねわーい(嬉しい顔)

あと、生姜に茗荷、わさびや七味唐辛子といった辛みもアクセントになります。

タケノコのお吸い物に、たっぷりの木の芽ぴかぴか(新しい)
茄子のお味噌汁には、刻みたての茗荷かわいい
冬瓜の葛汁には、卸し生姜を添えてるんるん

季節感を増幅させ、蓋をとった瞬間の期待感を煽ってくれますね。

中でも柚子が特別なのは、青と黄、季節で色と香りが変わることです。

夏の青柚子は、濃い緑色が夏山の色のようで、鼻を通る香りはシャープ。料理の味わいを冴え渡らせて、暑い夏でも食欲を呼び覚ましてくれますひらめき

対して、冬の黄柚子。
ふっくらと熟した柚子は、その形のように柔らかい香りで、温かい料理をホッコリと包み込みます。

料理屋では、この二種類の他に、花柚子(柚子の花のつぼみ)、実柚子(結実したての小さな果実)も使いますので、4種類の香り・色・形状を、季節によって、使い分けることができますので、非常にもてはやされる訳です。

その香りを嗅ぐだけで、その季節の記憶が甦るほど、日本人の食生活のなかに溶け込んでいます。

全国区なら高知県馬路、徳島県木頭、兵庫県なら旧神崎町や安富町、大阪府なら箕面の柚子が有名ですが、名産地ではなくても割と身近にあるものですから、馴染み深い香りですよね。

そういえば、冬至に入る「ゆず湯」も、趣深いものいい気分(温泉)
プカプカと湯舟に浮かぶ柚子を腕に擦りつけると、いい香りが移って…

子供でなくても、ウキウキします黒ハート


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posted by 上野直哉 at 08:55| や行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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